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【「悩み」のプロセスと相談対応】

【「悩み」のプロセスと相談対応】

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日本メンタルヘルスケアサポート協会では、
メンタルヘルスに関して様々な研修をオンラインで行っています。

特に今メンタルヘルスの分野でも関心が高いのが、【傾聴】のスキル。
しっかりと傾聴を身に着けて、
会話コンプレックスからたった1日で脱出できる、
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人の「悩み」。
解決したいから「相談」する。

このプロセス(過程)は、
様々な相談の中で当たり前のようなことです。

悩まなければ相談はしないのも当たり前です。

ただ相談対応をされる方で最も困るのは、
「何が最も有効な解決策かを見極める」こと。

そこで大きなヒントになるのが、
悩みとなるプロセスです。

ここで悩みに至るまでの経緯を考えてみたいと思います。

悩みには、それを作った根本となる
「出来事」「きっかけ」があります。

上司にバカにされた。

仕事で失敗をした。

言ったことをちゃんとしてくれない等。

そしてそういった出来事により、
感情がマイナスへ変化します。

上司にバカにされた⇒悲しい・悔しい

仕事で失敗をした⇒劣等感・挫折感

言ったことをちゃんとしてくれない⇒もどかしさ・苛立ち

そして症状がでてきます。

上司にバカにされた
⇒悲しい・悔しい
⇒上司とうまくコミュのケーションが取れなくなった

仕事で失敗をした
⇒劣等感・挫折感
⇒新しいことに挑戦する気持ちがなくなった

言ったことをちゃんとしてくれない
⇒もどかしさ・苛立ち
⇒怒りっぽくなった・どうしても当たってしまう

これが、悩みの誕生です。

相談対応を行う場合、
このプロセスをしっかり聴き出すことがまず大切。

その上で、出来事と感情のどちらにアプローチをするかなのです。

上司にバカにされた
⇒上司にごめんと言ってもらう
⇒悲しい・悔しい気持ちの消滅
・・・上司に今の気持ちを伝えてみる

仕事で失敗をした
⇒今回だけで次回はそのようなことがないという考え方に変換
⇒劣等感・挫折感の消滅
・・・考え方の変換法

言ったことをちゃんとしてくれない
⇒あきらめる
⇒もどかしさ・苛立ちの消滅
・・・気にしないでいるためにはどうしたら良いかを考える

ベストな答えとは、相手が望む結果を見つけ、
そのためにどうしたら良いかを考えること。

だからこそ、そのプロセスを引き出していくことが
遠回りの様で実はもっとも速い問題解決策なのです。