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メンタルヘルスを学ぼう!

ストレスチェック義務化に向けての準備や活動内容を。 身近な一歩から日本を元気に(^^

【メンタルへルス不調?と思われる人に絶対にかけてはいけない一言】

メンタルヘルス不調?と思われる人に絶対にかけてはいけない一言】

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日本メンタルヘルスケアサポート協会では、
メンタルヘルスに関して様々な研修をオンラインで行っています。

特に今メンタルヘルスの分野でも関心が高いのが、【傾聴】のスキル。
しっかりと傾聴を身に着けて、
会話コンプレックスからたった1日で脱出できる、
傾聴カウンセラー養成講座を実施しています。

傾聴カウンセラー養成講座は、こちら。
http://www.mental-healthcare.org/topics/2021/03/post-119.html
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気分がすぐれてなさそうな人、
暗くなっている人、落ちこんでそうな人には
心配であなたも声をかけると思います。

元気を出してもらえるかと思って。

寄り添ってあげたくて。

話を聞いてあげたくて。

辛さを緩和してあげたくて。

そのことは絶対に必要なことで、
見逃すわけにはいかないので、一番正しい方法です。

ただ大切なのは、
その暖かい心を自分で台無しにしないことです。

それは、第一声ですべてが決まります。

その一言とは

「大丈夫か?」です。

使いやすい、使い勝手の良い、
そして一番相手のことを聞ける言葉と
思っているかもしれません。

ただこの言葉は、相手と距離をつくる一言なのです。

もしそれを言われたら何と答えますか?

多くの方は「大丈夫」と答えます。

それで、話は終了したりする。

大丈夫?という言葉は、
どちらかというとマイナスの意味合いが強い。
もっと言えば強烈です。

どこか今までと違うところがあるのか、
またそれが伝わっていて相手を心配させているのではないか、
ダメであることを見透かされているのではないか。

言われた側は瞬時にこのような気持ちがめぐります。

だから「大丈夫」としか答えられません。

こちらは、本当は話を聞いてあげたいのに、
心に寄り添ってあげたいのに。

自分の発した言葉でその気持ちを
届かせてあげなくしているのです。

その相手を思う暖かい気持ちをしっかりと届けるためには、
その言葉は使わないこと。

ではどのような言葉をかけてあげるのが適切か。

ポイントは
「さりげなく、悟られず、何回も」
声をかけること。

「もし気になっていることがあったらいつでも相談に乗るからね。」

「困ったことがもしあれば、気軽に声かけてね。時間取るからね。」

相談をするかしないかは相手の自由。
ただ相談してもいいという空気をしっかり作らないと相談に来ないし、
しようと思いません。

相談しやすい空気作りをどう言葉で表現するか。

そこにポイントを置くことがとても大切なのです。