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メンタルヘルスを学ぼう!

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メンタルヘルスケア=企業改善実例

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メンタルヘルスケア検定締め切りは12/22(木)まで

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社内研修により社員の意識改善が行われるようになった事例(業種 運送業・従業員数 68名) 

同業他社のドライバーが人身事故を起こしたのがきっかけだった。
原因は、ドライバーの居眠り運転であったが、うつ病を発症していたことを会社に伝えておらず、睡眠不足の状態で運転していたとのことであった。
このことを重く見た運送会社社長は、自社内においても同様の事件が起こりうると判断し、メンタルヘルス対策を行うこととなった。

まず社内においてどのような問題があるのか現状の把握を行った。そこで確認できたのがうつ病に対する正しい知識がないことであった。そのため社内研修を行い、どのような方法を行うと良いか社内で検討し、コミュニケーションを図るために「点呼時の一言声かけ運動」を行った。 

専門家による講師を依頼することにした。専門的な知識を有しており講師としてもお願いできる人はいないか、インターネットで探す。そこで産業カウンセラーという専門家の存在を知り、講師として派遣してもらい、管理職に向け「ラインケア」の研修を行った。

研修後6か月が経過し再度、社内において無記名アンケートを行った。その際「自分もうつ病になるかもしれないと自覚した」「顔色が悪いよと声をかけてもらい気にかけてもらったことが嬉しかったのと同時に、体調管理を十分にしようと思った。」「一言声掛けを行うことにより職場の雰囲気が明るくなった」などの意見があった。それぞれの体調に気にかける社内風土となり、自らの健康管理にも意識が向くようになった。現在はうつ病などに、罹患した社員はいないが今後は予防を中心に行いながらも早期発見・早期治療につながるための休職制度・復職制度の整備も考えているところである。 

メンタルヘルス検定

NPO法人日本メンタルヘルスケアサポート協会